こんにちは。我孫子中央歯科室です。
2月1日は「ニ（2）オ（0）イ（1）」と読む語呂合わせから、「ニオイの日」です。消臭スプレー「ファブリーズ」などを手がけるP&Gの「ファブリーズ暮らし快適委員会」が2000年（平成12年）に制定しました。
今回はニオイの日を取り上げてみたいと思います。
気になるニオイ
あるアンケートによると、気になるニオイは男女ともに「口臭」だそうです。
ご自身では気が付かないこともある口臭ですが、原因の一つは口腔内の乾燥です。
口臭のもとになるのは、お口の中の細菌。
この臭いを出す細菌は誰にでもありますが、唾液が口臭の有無に関係しています。
唾液で適度にうるおっていれば、細菌を閉じ込めたまま胃へと送り込んでくれますが、唾液が少ないと細菌はお口の中にとどまり続けます。そして、臭い成分を増殖させてお口の中から外へと、臭いをあふれ出させてしまいます。
このような口臭には、次のような対策でケアしていきましょう。
- 唾液の分泌を促す（水・緑茶を飲む、ガムをかむ、唾液腺マッサージ・舌の体操など）
- お口の中を清潔にする（正しい歯みがき、マウスウォッシュなどの洗口液、歯間ブラシやフロスの使用）
- 舌苔（ぜったい）の付着を防ぐ（舌のブラッシング）
冬は口の乾きの自覚が少ないため、夏場に比べ水分が不足しがちですが、口臭予防だけでなく、風邪などの予防面からもこまめな水分補給が必要です。
意識して、水分を摂るようにしましょう。
まとめ
適度な水分補給でお口の乾燥を防ぎ、唾液の分泌を促すことは大切ですが、ジュースやコーヒーなどは避けましょう。
ジュースは砂糖を多く含むため、むし歯菌が歯垢をつくる原因になり、コーヒーは舌の表面に付着し、ニオイのもとになってしまいます。
水分補給は水や緑茶などを飲むことを心掛けてくださいね。
