仮歯の重要性と注意点

こんにちは。我孫子中央歯科室です。

皆様、仮歯をご存じですか?
歯科治療の過程で、一時的に使用されるのが仮歯です。仮歯は治療が完了するまでの間に装着されるもので、永久的なものではありません。

そのため、長期間には向かず、適切なケアが求められます。
今回は、歯科治療で重要な仮歯についてお話しします。

仮歯の役割

仮歯は、治療中の歯と口腔内の健康を守る重要な存在で、その役割がいくつかあります。

  • 歯の保護:治療で削った歯を細菌や刺激から守る。
  • 歯の位置の維持:歯型を取った後、歯が動かないように固定する。
  • 噛む機能の維持:日常生活での食事や会話に支障が出ないようにする。

仮歯を放置するリスク

仮歯のまま長期間放置すると、以下のようなリスクがあります。

1.新たなむし歯の発生

仮歯と歯の間に隙間ができると、そこに細菌が入り込み、むし歯が進行しやすくなります。

2.歯の移動

仮歯は永久の歯と比べて摩耗しやすいため、固定力が低下することで周囲の歯が動いてしまう場合があります。

3. 治療の遅延や再治療

歯の移動によって、再び歯を削る必要が生じることがあります。これにより、治療が長引いたり、費用が追加で発生したりするリスクが高まります。

仮歯のまま治療を中断すると?

仮歯はあくまでも一時的な措置です。そのため、治療を中断したまま放置すると、歯の寿命が短くなります。さらに、治療を再開する際には、追加の時間や費用がかかる可能性があるため注意が必要です。

まとめ

仮歯は治療の一環として必要不可欠なものであり、適切に管理することで次の治療段階へスムーズに進むことができます。当院では、患者様の歯を守るため、治療が完了するまで丁寧にサポートを行なっています。
仮歯の使用期間中は、定期的なチェックとケアを欠かさず、最後まで治療を続けることが重要です。

お口の健康を保つために、気になる点がありましたらお気軽に当院へご相談ください。患者様一人ひとりに合った最適な治療プランを提供いたします。