こんにちは。我孫子中央歯科室です。
皆様は「カレーの日」をご存じでしょうか? 1982年(昭和57年)、全国学校栄養士協議会が設立20周年を記念して「全国統一献立日」というイベントを実施しました。その際、子どもたちに大人気のカレーライスが全国の小中学校で提供されました。
これを機に、1月22日が「カレーの日」と定められ、2016年(平成28年)には日本記念日協会によって正式な記念日として登録されました。
現在ではこの日に学校でカレーが提供されることは少なくなりましたが、カレーは今でも国民食として多くの人に愛されています。
今回は、そんなカレーと歯の着色の関係について詳しくお話しします。
カレーと歯の着色
カレーは、コーラ・コーヒー・紅茶・ワインなどと並び、「着色性食品」に分類されます。そのため、カレーを頻繁に食べることで歯に着色が起こりやすくなることが知られています。
特に日本人は、欧米人に比べてエナメル質が薄く、加齢に伴ってすり減りやすい傾向があるため、着色が目立ちやすいとされています。カレーの色素やスパイスの成分が歯に付着することで、歯の黄ばみや汚れが気になる場合があるでしょう。
着色を予防するための心掛け
カレーを楽しみながら歯の美しさを保つために、以下の習慣を心掛けましょう。
- 水を飲む
食後すぐに水を飲むことで、口腔内の色素を洗い流し、歯への付着を防ぎます。 - うがいをする
水でうがいをするだけでも、カレーの成分を落とす効果があります。簡単な方法ですが効果的です。 - 歯みがきをする
食後の歯みがきは着色予防に最適です。歯みがき剤を使用して丁寧にブラッシングすることで、色素の付着を最小限に抑えられます。
歯の健康を保つために
カレーやコーヒーなどは日々の生活で摂取することが多く、歯の着色を予防するためには、日々のケアが重要です。定期的に歯科医院で検診を受けることで、歯の健康を維持することができます。
当院では、患者様の口腔の健康を第一に考え、皆様の笑顔をサポートいたします。