スポーツを楽しむために大切なお口の健康

野球

こんにちは。我孫子中央歯科室です。

お口の健康とスポーツには深い関係があることをご存じでしょうか。
たとえば、噛み合わせや歯の状態は、体のバランスやパフォーマンスにも影響を与えるといわれています。
今回は、スポーツをする方に知っていただきたい、お口の健康との関係についてお話しします。

スポーツ歯科とは

国際歯科連盟(FDI)は、すべてのスポーツ競技において歯科的なアドバイスや治療、サポートを行う専門分野として「スポーツ歯学」を定めています。
日本では、1988年のソウルオリンピックで、代表候補選手への歯科検診が導入されました。
現在は、オリンピック代表選手のメディカルチェックの際、内科や整形外科と同じように歯科の受診も義務付けられています。
スポーツ歯科の主な目的は、アスリートのお口の健康を守るだけでなく、競技中のパフォーマンス向上や外傷の予防など、スポーツを安全かつ良好な状態で続けるためのサポートを行うことです。

スポーツ歯科が重要とされる理由

お口の健康は全身の健康につながるため、スポーツ歯科はスポーツをするうえで大切だといえます。
その理由をいくつか紹介します。

噛みしめで力を発揮できる

むし歯や歯周病がなく、噛み合わせが安定していると、しっかり歯を噛みしめることができます。その結果、踏ん張りがききやすくなり、より良いパフォーマンスを発揮できます。
一方で、噛み合わせが悪いと全身のバランスが崩れやすく、バランス感覚が求められる競技では特にスポーツ歯科の重要性が高まります。

体調を整える役割

むし歯や歯周病などお口のトラブルがあると、集中力や持久力、瞬発力が低下しやすくなります。
体をつくるためにも、食事からしっかりと栄養を摂ることが重要です。そのためにも、お口のトラブルを予防するなど、健康なお口を維持することが必要です。

外傷の予防

接触が多いスポーツでは、怪我を防ぐためにマウスガードの着用が一部で義務付けられています。
マウスガードは歯を守るだけでなく、しっかりと噛みしめることができるため、体幹が安定し、筋力や瞬発力向上にも役立ちます。
一人ひとりに合わせてオーダーメイドのマウスガードをつくるのも、スポーツ歯科の大事な役割です。

スポーツ中に気を付けたいお口のトラブル

スポーツ中は、無意識のうちに歯を強く噛みしめたり、こまめにスポーツドリンクを飲んだりすることが多く、お口のトラブルにつながることがあります。
特に注意したい点は以下のとおりです。

強い噛みしめによるリスク

多くのスポーツでは、力を入れるときに歯を強く噛みしめがちです。
マウスガードを使っていないと歯に強い負担が掛かり、ヒビが入ったり、顎が痛くなったりすることも考えられます。違和感を感じたときは、早めに歯科医院を受診しましょう。

スポーツドリンクとむし歯の関係

スポーツ中、のどが渇いたときに糖分入りのスポーツドリンクを飲むと、糖分をエサにむし歯菌が酸をつくりやすくなるため、むし歯のリスクが高くなります。
そのため、スポーツドリンクを飲んだ後は、水を飲んだり、こまめにうがいをするなど糖分が残らない工夫をしましょう。
また、定期的に歯科検診を受けると、お口の状態やむし歯の有無が分かり、早期発見・早期治療にもつながります。

より良いパフォーマンスのために

スポーツで最高のパフォーマンスを発揮するには、噛み合わせを整えることが大切です。
噛み合わせが整うことで、体のバランスや集中力が上がり、その結果、パフォーマンスの向上が期待できます。
このような良い状態が続くことで、スポーツをより一層楽しめるようになり、練習やプレーにもより集中できる好循環が生まれます。
正しい噛み合わせを保つためにも、まずは歯科医院に相談することをおすすめします。

まとめ

スポーツを楽しむすべての方にとって、お口の健康はとても大切な要素のひとつです。
お口の状態を整えることで、外傷の予防だけでなく、競技中のパフォーマンス向上も期待できます。
当院では、噛みしめやむし歯予防、マウスガードなど、スポーツに関するお口のお悩みにも対応しています。
気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。