みなさんは夏バテしていませんか?
暑さが増してくると「疲れがとれない」「食欲がない」といった症状がでてきます。
このような夏場の体調不良のことを「夏バテ」と呼んでいます。
その一番の原因は、室内外の温度差によって引き起こされる自律神経の乱れといわれています。
さらには高温多湿の環境による体力消耗や発汗の異常、熱帯夜による睡眠不足など、日本の夏ならではの原因も。
この「夏バテ」はお口の中の環境にもダメージを与えます。
夏は汗をかくことで体内の水分が不足しやすく、だ液の分泌が減少してお口の中もネバネバして乾燥した状態になります。
このような状態は口臭の原因にもなり、口腔環境の悪化とともにむし歯や歯周病などの進行を早めてしまいます。
また、からだの疲労がたまると免疫力が弱まり、歯や歯ぐきの痛みや腫れを引き起こし、歯のトラブルにもつながります。

お口の中の変化や痛みなどは、からだからのサインです。
水分をこまめに摂りお口の中に潤いを保つこと、疲れをためないため十分にからだを休めるなど、夏バテ対策をおこないましょう。
当院ではお口の中の環境を整えるために、だ液線を刺激するマッサージなどもお伝えしています。お気軽にお尋ねください。